Gay – ゲイ・同性愛

まとめ

  • このページは、ゲイへの誤解や偏見に対して、正しい情報を提供しています。
  • ゲイは少数派ですが、異常・変態ではありません。それは生まれ持った個性であり、本人が選んだ趣味嗜好ではありません。また、本人や両親を含め誰の責任でもありません。(LGBT多様な性も参照)
  • このページでは、同性愛者をゲイ、異性愛者をノンケと表記します。他に、同性愛者…レズビアン(女性)・ホモセクシュアルなど、異性愛者…ストレート・テヘロセクシュアルなどの呼称があります。(LGBT用語集も参照)

キモい?異常?変態?…典型的な偏見

ホモやオネエってキモい?

なぜキモいのか。それはテレビやメディアが、いかにもキモいキャラを笑いのネタとして、ホモやオカマというレッテルを貼り、誤解や偏見を助長させているからです。(もちろんキモいキャラを否定する主旨ではありません)

▼詳細を読む

ゲイは異常? 変態? 不自然?

ゲイはノンケと比べ少数派ですが、異常・変態ではありません。自然界にも普遍的に存在しています。

▼詳細を読む

一時の気の迷いでは?

ゲイは病気ではありません。性的指向は揺らぐことがありますが、治療はできません。

▼詳細を読む

「好き者」なの?

偏見です。あえて言うなら人それぞれです。ストレートの人も人それぞれでしょう?

▼詳細を読む

ゲイとオネエ

性別を変えるの?

同性愛と性同一性障害を混同しています。「ゲイ=オネエ」ではありません。

▼詳細を読む

ゲイには「男役」「女役」がある?

これも異性愛を前提とした誤解です。人それぞれです。

▼詳細を読む

ゲイの存在

ゲイと出会ったことがない

ジェスチャー付きで「もしかしてコレ?」と平気で言えるのは、ゲイの存在が見えていないからでしょう。まだまだ差別や偏見があるため多くのゲイは、ゲイだと言わずにノンケのふりをしています。クローズドゲイの理由も参照

▼詳細を読む

なぜゲイとして生まれるの?

ゲイになる原因はまだ解明されていません。いずれにせよ、たとえどんな原因だとしても、ゲイが当たり前に存在していることは普遍的であり、揺るがない事実です。

▼詳細を読む

いつ自分がゲイだと気付くの?

人それぞれです。小学生の頃には気付いている人もいれば、大人になってから気付く人もいます。

▼詳細を読む

ゲイは卓越した才能を持つ者が多いの?

多いか少ないか具体的や調査や明確な数字があるわけではありませんが、近年研究が進められています。

▼詳細を読む

ゲイの生き辛さ

ゲイに生まれて辛かったことは?

もちろん人それぞれですが、ゲイの多くは、つらい思いや悲しい事をいっぱい経験しています。ゲイの自殺率の高さがその現実を物語っています。

(1) 自分を偽ることへの罪悪感

特にゲイを隠している場合など、そもそも自分を偽らないと生きていけないため、日々罪悪感や自己嫌悪に苦しんでいます。

▼詳細を読む

(2) 好きな人に好きと言えない

男性の約9割はハズレだと考えたら告白なんて出来ない…ゲイの多くは同類(1割以下)だと分かった人にだけ告白しているでしょう。

▼詳細を読む

(3) カミングアウトは難しい

まだまだ差別や偏見が根強いので、カミングアウト(ゲイだとオープンにする事)にはリスクを背負う勇気が必要なのが現状です。クローズドゲイの理由も参照

▼詳細を読む

(4) 根強い差別と偏見

テレビのバラエティ番組や友達が会話の中でホモやオカマをネタにして笑いをとる、その場で一緒に笑っている時ほどつらいものはありません。(そして「そんなこと言うな!」と言いたくても言えない自分に自己嫌悪…)

▼詳細を読む

(5) 自分を受け入れること

例えゲイの自分を受け入れゲイとして生きていても、幼いころからずっと自己肯定感が低いままだった影響か、ふとした時に自己嫌悪に陥る自分がいます。

▼詳細を読む

同性カップルだと何が大変?

婚姻ができないための不利益

▼詳細を読む

民間サービスでの不利益

※法律に基づくものではないため、同性カップルが利用できる場合もあり

▼詳細を読む

同性婚と子ども

同性婚は憲法違反では?

憲法違反ではありません。現行憲法が同性婚を想定していないだけです。→同性婚参照

▼詳細を読む

同性婚を認めると少子化になるのでは?

逆です。むしろ同性婚や同性カップルの養子縁組制度が充実すれば、同性カップルも子育ての受け皿となることが可能です。

▼詳細を読む

同性愛者は子どもに悪影響では?

子どもに悪影響だからと同性愛をタブー視し、誤解や偏見を増幅させている現状そのものが、子どもにとって悪影響なのではないでしょうか。

▼詳細を読む

子どもに同性愛を教えると同性愛者になる?

偏見です。同性愛は「なる」ものではありません。

▼詳細を読む

カミングアウトって何?

カミングアウトとは

カミングアウトするかしないかは、あくまでも個人の選択肢のひとつです。これからカミングアウトをしようか迷っている方、されてどう反応したらいいのかとお思いの方は、下記もご参照ください。(→LBGT用語集も参照)

メリット

自分に嘘をつかなくてもいい

 

▼詳細を読む

デメリット

アウティングのリスク

カミングアウトは、信頼出来る場所と相手を選んでから行いましょう。

▼詳細を読む

好奇心旺盛すぎる質問が…

意外と多いのは、興味本位から歯に衣着せぬ質問が飛んでくることです。

▼詳細を読む

LGBT博士ではないのに…

さて、このようにLGBTであることをオープンにすると、相手が今まで持っていた「LGBTへの疑問、ふしぎ」を一挙に投げかけられることがあります。

▼詳細を読む

その他の疑問

アナルセックスをするの?

人それぞれです。する人もいればしない人もいます。しない人の方が多いのではないでしょうか。

▼詳細を読む

ゲイはエイズが多いの?

ゲイの男性にHIV感染者が多いのは事実ですが、エイズは男性同性愛者に固有の病気ではありません。セーフセックスなどの予防をしなければ感染するリスクがあるのは、ゲイもノンケも同様です。

▼詳細を読む

参考文献

  • 南和行『同性婚 私たち弁護士夫夫(ふうふ)です』祥伝社 2015年  ISBN 4396114222

関連項目

外部リンク

タイトルとURLをコピーしました