まとめ
- このページは、「新しい社会保障制度」(Social Security Scheme)の提案です。
- 誰もが分かりやすい制度で、誰にとっても公平公正な制度を目指す。
- 憲法25条を保障しつつ、公的年金制度や給付付き税額控除制度等も包括した制度とする。
- 既存保険料を廃止し、社会保障税と社会保障給付制度を導入する。
制度のコンセプト
- 制度のコンセプトは、①公平公正、②再分配機能、③自助努力不要、である。
- 既存制度への不信感を払拭させるために、全く新しい制度を構築する。
- 既存制度での納付済み保険料等は、新制度でも適切に反映させる。
既存制度の廃止
- 年金保険、医療保険、介護保険、雇用保険、労災保険は廃止し、新しい制度に統合する。
- 年金手帳、保険証は廃止し、その役割を個人番号カード(マイナンバーカード)に統合する。
- 公的扶助(生活保護)は廃止し、新しい制度に統合する。「生活保護」というレッテルのついた名称を、新しい制度からなくす。
社会保障税の導入
税制の大枠
- 廃止した社会保険の保険料に替わり、目的税として「社会保障税」を導入する。
- 社会保障税は、①社会保障直接税、②社会保障間接税、③社会保障使用者税、の3つである。
- ①社会保障直接税は、既存所得税に上乗せし10%程度で設定する。(既存社会保険料は廃止済)
- ②社会保障間接税は、既存消費税に上乗せし10%程度で設定する。
- ③社会保障使用者税は、既存社会保険料の使用者負担に替わり徴収する。(社会保障直接税と同額)
- 既存の所得税・消費税等は、社会保障以外の政策実現や国債費などに充てる。
税率の設定
- 毎年、①基礎、②医療、③介護、④雇用、⑤労災、各部門の支出状況(昨対比率も公開)とその合計の収支を公表し、黒字であれば減税を、赤字であれば増税を一定の範囲内で実施する。
- 減税と増税は、1%単位で税率を変更して実施する。
公平公正さの担保
- 徴税の際には、個人番号(マイナンバー)を活用し、徴税漏れのない公平公正な税制度を担保する。
社会保障カタログ
基礎給付
障害加算
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医療給付
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制度の運用
- 社会保障
関連項目
外部リンク